この記事ではパワーコードの押さえ方とそのコツ、そもそもパワーコードとは何か?と言うことについてお話して行きます。
初心者の方はもちろん、弾くことは出来るけどもう少し理論的な内容を知っておきたいと言う中級者の方にもおススメの内容です!
では行ってみましょう!
パワーコードとは
そもそもパワーコードとは何でしょうか?
段階別にお伝えします。
初心者の方
指1本、もしくは2本で押さえられるロックな響きのコードです。
エフェクターやアンプで音を歪ませてあげると、よりロックな音色になります。
また、ブリッジミュートなどのテクニックを組み合わせることによりメリハリのある勢いのある演奏になります。
中級者の方
トライアドコードから3度を抜いて、ルートと5度だけを同時に鳴らすコードです。
コードのメジャーとマイナーを決定付ける3度の音が省略されていますので、メジャー、マイナーどちらのコード上でも使うことが出来ます。
指盤にはルートと5度のオクターブ上の音が無数に存在していますので、基本の2音だけ鳴らす以外のパターンもあります。
パワーコードの押さえ方
ここからは押さえ方を見て行きましょう。
パワーコードを鳴らす際の共通の注意事項は「鳴らしたい音以外を鳴らさない」と言うことです。
鳴らしたくない弦のミュート方法も含めて押さえ方を見て行きましょう!
指1本だけで押さえるフォーム
Eのパワーコード
5弦の2フレットを人差し指で押さえて、人差し指の腹で1~4弦に軽く触れて音が鳴らないようにします。
Aのパワーコード
4弦の2フレットを人差し指で押さえて、人差し指の腹で1~3弦に軽く触れ、ネックの上から親指を出して6弦に軽く触れ音が鳴らないようにします。
指を2本で押さえるフォーム
2本指で押さえるフォームは同じ形のまま横に平行移動させることでどんなコードでも弾くことが出来ます。
人差し指で低い方の弦を押さえてから1本高い弦のフレットを一つ飛ばした場所を押さえます。
今回は例として5・6弦を使ったF#と5・4弦を使ったBのパワーコードを紹介します。
F#のパワーコード
人差し指で6弦の2フレット、薬指で5弦の4フレットを押さえます。
ここでも人差し指の腹で1~4弦に触れて音が鳴らないようにします。
また薬指ではなく小指を使って押さえるのもありです。
Bのパワーコード
人差し指で5弦の2フレット、薬指で4弦の4フレットを押さえます。
人差し指の先で6弦に、腹で1~3弦に軽く触れて音が鳴らないようにします。
まとめ
以上いかがだったでしょうか?
意外と気を付けることが多いですね。
たかがパワーコード、されどパワーコード。
かっこよく聴かせるには細かな部分までしっかり気を遣っていくことが重要です。
具体的な練習譜例などは別にレベル毎に記事しますのでそちらを参照してください!
難易度別パワーコードの練習譜例
難易度☆
難易度☆☆
難易度☆☆☆
coming soon…
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