理想の練習環境について考える

家に帰っていざ練習しようと思っても、なかなかギターに手が伸びない。
練習はしたいけど、今日は疲れてるしまあいっか。

なかなか練習のスイッチが入ってくれない……結構こういうことってありますよね。

しかし意外と環境次第ではやる気スイッチって入りやすくなったりするものなんです。


と言うことで今回は

  • 練習のハードルを下げる
  • 気付いたらギターを触っている
  • いつの間にか上手くなっている

ような環境作りを考えて行きます!

とは言え、住環境や家族構成などは人それぞれ。
なので、各タイプ別に考えて行きましょう!

一人暮らし

一人暮らしだと物はどこに置こうが誰にも文句を言われませんのでかなり自由に環境作りが出来ます!

1Rマンション(アパート)の場合

大抵、大きな音は出せない環境だったりするので音量のあるアンプを家に置いている人は少ないでしょう。

ですので、小型アンプかアンプシュミレータを使用して練習していると仮定します。

1、普段家の中で一番時間を過ごす場所にギターとアンプ等を置く

ソファ、PCデスク、部屋の床どこかは分かりませんがそこから腕を伸ばせば操作できる位置に設置します。

2、シールドは常に接続した状態にしておく

いちいち接続を毎回していたら面倒なのでずっと出しっぱなしつなぎっぱなしにします

3、ピックは色んな所に沢山用意する

ギターの弦やヘッドに挟み込んだり、机の上、財布の中、ポケットの中……とにかくすぐに手に取れる場所にピックを置いておきましょう。
「ピック見つかんねーし、今日はいっか!」
ということにはならないように。

4、チューナーはクリップ式か本体に取り付けるものにする

チューニングするためにわざわざシールドを外してチューナーにつなぐだけでも面倒ですよね?
面倒なことは全て排除しましょう!

5、アンプシュミレーター(もしくはヘッドフォンアウトのあるアンプ)を準備する

仕事が遅くなって時間が遅いとアンプから音を出すのも気をつかいますよね。
なので仕事が忙しい時でも気兼ねなく練習出来るようにヘッドフォン練習ができる環境を作りましょう。

いかがですか?これだけで常に触っている状態に出来るでしょう!
ワンルームマンションなどに住んでいてでギターを一生懸命やっている人にとってはかなり当然の環境ですが、楽器やってるけどあんまり練習していない人の部屋に行くと、ギターを部屋の奥の角に立てかけていたり壁に吊るしていたり、ケースに毎回しまっていたり。


とにかく練習に向かうためにエネルギーが必要な状況なんです。
いつでもパっと始められるようにしましょう!

1LDK以上のマンション(アパート)の場合

1LDK以上のマンションですと鉄筋コンクリート製で防音性に優れた部屋も多いですが、最近のパネルをはめただけのマンションは音が筒抜けだったりするので、やはり大型のアンプを持っている人は少ないであろうと仮定して考えます。

1、LDKを生活スペース、1部屋を練習+寝るだけの部屋にする

のんびりするスペースと、練習のスペースにわけることによって脳のスイッチが切り替わり集中力が増します。
練習部屋にした場所にはギター、機材、楽譜以外は置かないようにしましょう。
テレビ、ゲーム、漫画なんか置いちゃだめですよ!

2、シールドは常に接続した状態にしておく

3、ピックは色んな所に沢山用意する

4、チューナーはクリップ式か本体に取り付けるものにする

5、アンプシュミレーター(もしくはヘッドフォンアウトのあるアンプ)を準備する

この部分は1Rの場合と共通です!

家族、恋人と同居

誰かと一緒に住んでいるだけでものすごく状況は複雑になります。
物の置き場所も自由になりませんもんね……

マンション住まいの場合

同居人がいると物があふれやすいマンション住まい。

しかし毎回楽器をしまい込んでいたのでは練習も面倒になってしまいますよね。
なので出来るだけスペースを活用した配置にしてすぐに手に取れるようにしましょう!

1、ギターを壁掛けにする

ギターは同居人の移動スペースを邪魔しないように壁に掛けるようにしましょう。
最近では壁に穴を空けたりせずにDIYしてる方も沢山いるのでそういったアイディアも参考にしましょう!

2、壁掛けにしたすぐ下に椅子と機材を設置する

出来るだけギターの置いてある場所と練習スペースを離さないようにします。
そして機材はスイッチを入れるだけですぐに使える状態にしておきます。

同居人にお願いして50cm×50cmくらいのスペースを自由に使えるようにしておきましょう。

3、チューナーはクリップ式か本体に取り付けるものにする

4、アンプシュミレーター(もしくはヘッドフォンアウトのあるアンプ)を準備する

3,4に関しては一人暮らしの項目と同じ理由ですが、4に関しては、誰かがテレビやその他なんらかのコンテンツを楽しんでいる時になるべく邪魔しないようにすると言う理由も含まれます。

お互いに平和に暮らすために一緒に住んでいる人のストレスにならず、かつ練習することに気兼ねしなくていい状況を作るようにしましょう。

ちなみに楽器の練習することを全面的に容認されており、誰にも気をつかう必要がない場合は「一人暮らし1R」の項目で説明した環境にしても良いかと思います!(心が広い家族ですね!)

戸建て住まいの場合

広さにもよりますが一番自由にしやすい環境ですね!

1、自分の部屋(寝室等)にギターと機材を置く

この際、練習に関係ないものは一切置かないようにします。

2、自室以外で普段、長い時間を過ごす場所にギターを置く

帰ってすぐに自室にこもるのでは同居人との関係上不都合が生じる場合がありますので、団らんの場にももう一本ギターを設置します。
広さや、お子様の有無により置き方は変わって来ますが手に取れる位置に置いておきましょう。
テレビを見ながら、お話ししながらでも軽く触っていると良いでしょう。

3、チューナーはクリップ式か本体に取り付けるものにする

ここは共通です。

4、自室にテレビやゲームは置かない

絶対見ちゃったり遊んだりしてしまいますし、存在が目に入るだけでも集中力が途切れますよ

お金持ちの場合

うらやましい!

個人スタジオ作っちゃってください!

でも、防音だからってシアタールームとしても使っちゃだめですよ!
あくまで音楽だけの専用ルームにしましょう!


以上いかがだったでしょうか?

半分ネタのような記事ですが、やはり人間は置かれた環境にとても影響されやすいものです。迷いなく練習に取り掛かるためにも、
集中して練習する為にも、
自分の練習環境を見直してみるのもいいかもしれませんよ!

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