今回はコードがどのようにして作られているのか、またコード・ネームはどのように付けられているのかをご紹介する第二弾です!
「sus4」、「6」、「aug」について解説して行きます。
第一弾を見て頂いた方が理解がしやすいと思いますのでよければ以下のリンクからチェックしてみて下さいね。
これで何が身に付くのか?
■このページの学習効果■
◎コードを自分で作成できるようになる。
◎コードに対して外れない音がわかるようになる。
の2点です。
SUS4コード
まずはsus4から見て行きましょう。
読み方は「サス・フォー」です。
この「sus」とは英語のsuspendedを略したものであり。「吊り上げる」と言う意味があります。
ズボンなどに使うサスペンダーと語源は同じですね!
では何を吊り上げるのか?
答えは3度の音です。
sus4コードは3度の音を4度に吊り上げて(変更して)作ります。
Cコードを基準で考えてみましょう!
まずCコードの構成音がド・ミ・ソです。
そして3度の音に当たるのが「ミ」
これを4度に吊り上げてあげると……
Csus4の構成音はド・ファ・ソになります!
もちろん7thコードにもsus4はありますので、C7sus4(ド・ファ・ソ・シ♭)なんてのも作れます。
※注意
あくまで3度の音を吊り上げて4度の音を足しますのでド・ミ・ファ・ソとはなりません!
そうなると別のコードになるので注意しましょう!
6コード
次に6コードを見て行きましょう!
読み方は「~シックス」。
例えばC6ならば「Cシックス」と読みます。
コード名から見てわかる通り、元のコードに6度の音を足すことによって作られるコードです。
Cコードを基準で考えてみましょう!
まずCコードの構成音がド・ミ・ソです。
そして6度の音に当たるのが「ラ」
これを単純に足してあげると。
C6の構成音はド・ミ・ソ・ラになります!
ちなみに7thコードに6を足すと13thと言うコードになりますので「C67」や「C76」みたいなコード名は存在しませんので注意してください!
augコード
最後はaugコードを見て行きましょう。
読み方は「~オーギュメント」。
例えばCaugは「Cオーギュメント」と読みます。
意味は直訳すると「増やす」や「増強する」などですが、音楽用語では「増音程」の事を言います。
「増音程ってなんやねん!」と言う方は一度過去の記事インターバルの解説を見て頂ければと思いますが、早い話「半音上げてね」と言うことです。
では何の音を半音上げるのか?augコードの場合は「5度」の音を半音上げます!
Cコードを基準で考えてみましょう!
まずCコードの構成音がド・ミ・ソです。
そして5度の音に当たるのが「ソ」
これを半音上げてあげると……
Caugの構成音はド・ミ・ソ#になります!
もちろん7thコードにもaugはありますので、Caug7(ド・ミ・ソ#・シ♭)なんてのも作れます。
この時の読み方は「Cオーギュメント・セブン」となります。
第一弾と合わせてここまで来れば、かなりの種類のコードの成り立ちがわかったのではないでしょうか?!
もしわからない事などありましたら是非コメント欄に質問してみて下さいね!
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