リズムの種類としてよく【8ビート】や【4つ打ち】という言葉をよく聞くと思います。
曲を持ってきた人に「この曲は8ビートで!」と言われて、「あ-はいはい、8ビートね!OK!」なんて適当に答えたりしてませんか?
正直、最初の頃は私も(よくわからないけど、大体こういうことだろう…)と適当に解釈して話を合わせたりしていました。
と言うことで、今回は「リズムの種類」を具体例を出しながら一つずつ確認していきますので、初心者の方はもちろん、適当にしか理解していない中級者の方も一度チェックしてみて下さい!
8ビート(Rock)
8ビートは、リズムを8分音符で感じて演奏する、ロックやポップスなど、幅広いジャンルの音楽に使われている定番のリズムパターンです!
海外の楽譜ではよく「Rock」と書かれています。
2拍目と4拍目にアクセントが入ることが多いので、ギターでパワーコードを弾く場合には2・4拍目だけブリッジミュートを外して演奏してあげるとノリの良い演奏になります。
(8ビートの定番のバッキング練習はこちら!)
パワーコードの練習(ロックの基本パターン①)
16ビート(Funk)
16ビートは、リズムを16分音符で感じて演奏する、ファンクやダンス・ミュージックなどによく使われるリズムパターンです!
海外の楽譜ではよく「Funk」と書かれています。
8ビートと同じくアクセントは2・4拍目に入るのですが、リズムは細かく感じて演奏します。
(16ビート定番のバッキング練習はこちら!)
※随時追加予定です
4つ打ち
4つ打ちは、バスドラムが1拍ずつ演奏される、ダンス・ミュージックやEDMなど踊りだしたくなるような曲によく使われているリズムパターンです!
(4つ打ち定番のバッキング練習はこちら!)
※随時追加予定です
シャッフル(Shuffle)
シャッフルは、3連符の真ん中の音符を省いて演奏される、ブルースなどに使われるリズムパターンです!
海外の楽譜ではよく「Shuffle」と書かれています。
3連符の真ん中を省くと言うと少し分かりづらいですが、要は「タッカ・タッカ」と跳ねたリズムだと解釈して問題ないでしょう。
(シャッフル定番のバッキング練習はこちら!)
※随時追加予定です
スウィング(Swing)
スウィングは、シャッフルよりも少し伸びやかに跳ねて演奏される、ジャズなどによく使われるパターンです!
海外の楽譜ではよく「Swing」と書かれています。
奏者によって音符の感じ方が変わってきてしまうので、明確に定義するのは難しいのですが、同じ跳ねるリズムのシャッフルが「タッカ・タッカ」なら、スウィングは「ターーカ・ターーカ」くらいの認識で良いでしょう。
(スウィング定番のバッキング練習はこちら!)
※随時追加予定です
2ビート
2ビートは、2拍単位でリズムを感じて演奏され、カントリーやクラシック、パンク、メロコア、スラッシュメタルまで幅広く使われているリズムパターンです!
ゆっくりと演奏すれば伸びやかな印象を与え、速く演奏すれば迫ってくるような疾走感を与えることができます。
ラテン(Latin)
ラテンは、2小節を1かたまりとして演奏されるリズムパターンです!(もしくはこの2小節パターンを1小節に詰め込んだパターン)
言葉で表すと「ツッ・ター・ツター・ツッ・ツッ・ツ・ツッ・ター」となります。
中南米発祥のリズムパターンで、速く演奏すればサンバに、遅く演奏すればボサ・ノヴァになります。
これも奏者やジャンルによってパターンが大きく変わるリズムですが、大体こんなもんだろうと認識しておくとよいでしょう。
(ラテン定番のバッキング練習はこちら!)
※随時追加予定です
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