Aナチュラル・マイナー・スケール(5ポジション)
今回はCメジャー・スケールと同じ構成音になるAナチュラル・マイナー・スケールを練習して行きましょう。
押さえる場所はCメジャー・スケールの時と全く同じですが、この練習ではスケールの3,6,7番目が半音下がっていることを意識して弾いていきます。
1-5フレットポジション
![](https://guitar-earl.com/wp-content/uploads/2021/03/4307ed6c2c12d0a585e38486556a2cc7-1024x457.jpg)
1・2フレットは人差し指
3フレットは中指
4フレットは薬指
5フレットは小指
で押さえます。
5-9フレットポジション
![](https://guitar-earl.com/wp-content/uploads/2021/03/7132344f8b25b24ea6c0d9dba56624e5-1024x455.jpg)
5フレットは人差し指
6フレットは中指
7フレットは薬指
8・9フレットは小指
で押さえます。
7-10フレットポジション
![](https://guitar-earl.com/wp-content/uploads/2021/03/4d1baf2fa4bd779af60587b1198d9657-1024x398.jpg)
7フレットは人差し指
8フレットは中指
9フレットは薬指
10フレットは小指
で押さえます。
8-12フレットポジション
![](https://guitar-earl.com/wp-content/uploads/2021/03/188659cc04bb274e53b1a4b6e93f6ec4-1024x423.jpg)
8・9フレットは人差し指
10フレットは中指
12フレットは小指
で押さえます。
12-15フレットポジション
![](https://guitar-earl.com/wp-content/uploads/2021/03/92b35e97677e3ba6c1453563b3133fb7-1024x456.jpg)
12フレットは人差し指
13フレットは中指
14フレットは薬指
15フレットは小指
で押さえます。
練習方法
まずはメトロノームを使わずに、譜面のアクセントをつける場所を忠実に弾いていきます。
この時に、頭の中で今アクセントを付けた音がスケールの何番目の音なのかを意識しながら弾きましょう。
これがスムーズに出来るようになったら、メトロノームをBPM80で鳴らして練習します。
一定のテンポに添って演奏している時でも、きちんと何番目の音を弾いているか意識出来るようになればこのコンテンツはクリアです!
注意点
- この練習は技術練習ではないので、頭を使って「今、何の音を弾いているか」を意識して練習しないと効果がありません。
- 他の練習同様、左指の上げすぎには注意しましょう
練習効果
- メジャー・スケールとナチュラル・マイナー・スケールの違いが耳と指両方で覚えられる
解説
この練習は「ナチュラル・マイナー・スケールが何であるか」を学んだあとに実践で習得するための練習です。
ほとんどの人が「Cメジャー・スケール」と「Aナチュラル・マイナー・スケール」が同じ構成音だということを知っていると思いますが、実際の演奏の上でAナチュラル・マイナー・スケールを弾くべき場面でCメジャー・スケールを弾いてしまうと少し雰囲気が変わってしまいます。
全く同じ構成音なのになぜそんなことが起こるのか?
それはスケールごとに中心となる音が違うからです。
各スケールは最終的にスケールの中心音を弾くと安定して聴こえるようになっています。
例えば、「ドレミファソラシ…」と来たら次は「ド」と行きたくなりますよね?
ここで「ドレミファソラシ…ファ!」と弾くと、「うーん?」という感じになってしまいます。
ですので、今「何のスケールを演奏しているか」という意識は非常に大事になります。
今回の練習で是非ナチュラル・マイナー・スケールを弾いている感覚を掴めるようになってくださいね!
(まだ、ナチュラル・マイナー・スケールが何かが分からない人は以下に一度目を通してみて下さい。)
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