メジャー・スケールの練習(5ポジション)

今回紹介するメジャー・スケールのポジションプレイは基礎知識としても重要なのですが。

「フレーズ弾く時にいつも運指迷ってこんがらがるなあー」
「アドリブ弾きたいけど何の音弾いたら良いかわからないなー」
「ソロが難しすぎて組み立てなおしたいけどどんな音使えば良いか…」
なんて時に役立ちます。

今回はフレーズが6つありますので。
順にどうぞ。

pos0

ポジション0番目。
運指は
1フレットが人差し指。
2フレットが中指。
3フレットが薬指。
4フレットが小指。
これはクロマチックトレーニングと一緒ですね!

pos1

ポジション1番目。
運指は
1フレット2フレットが人差し指。
3フレットが中指。
4フレットが薬指。
5フレットが小指。
人差し指が2つのフレットを担当していますので人差し指をストレッチします

pos2

運指は
5フレットが人差し指。
6フレットが中指。
7フレットが薬指。
8フレットと9フレットが小指。
これは小指に2つのフレットが割り当てられていますので、小指をストレッチさせます。

pos3

運指は
7フレットが人差し指。
8フレットが中指。
9フレットが薬指。
10フレットが小指。
今回はストレッチ無し。一つのフレットに指が1本ずつ割り当てられています。

pos4

運指は
8フレットと9フレットが人差し指。
10フレットが中指。
11フレットが薬指。
12フレットが小指。
ポジション1と同じで、人差し指をストレッチさせます

pos5

運指は
12フレットが人差し指。
13フレットが中指。
14フレットが薬指。
15フレットが小指。
これはポジション3と同じでストレッチの無いパターンです。

練習方法

メトロノームはBPM80としていますが、確実に弾けるテンポで大丈夫です。
最終的には自分の弾きたいところまで上げて行きましょう。

覚えることが出来たら、「ド・レ・ミ…」と頭の中で唱えながら(もしくは口に出しながら)弾く
※頭で唱えながら弾けない場合は、今設定しているテンポが早すぎる場合があります。

注意点
  1. 指定の運指を守る
  2. 左指を指板から上げすぎない
  3. 音がなめらかにつながるように弾く

■解説■
これさえ覚えてしまえば、この後色んなスケールやプレイを学ぶ時にとてもスムーズになると思います!
ここまで紹介してきた練習は「必要だと思えばやって下さい」という感じだったのですが、これは万人に役立つ基礎練習だと思いますので是非マスターしてみて下さい

さて、でもちょっと覚えづらいなーって方もいると思います。

コツとしましては、
まず図的に運指の形を覚えてしまいます。
その後、
何弦の何フレットを何の指で始めているか?
を意識して覚えます。
どのフレーズも最初の音は「」です。

この練習。
ずっと弾き続けると体がストレッチの場所や次に動く指は何か?を覚えてしまって無意識に出来るようになりますので、どこから始めるかさえ覚えてしまえば、後は勝手に体が動きます。

では参考に。ポジション毎のダイアグラム(図表)を載せておきますね。

fboad1-1
fboad1-2
fboad2-1
fboad3-1

ポジション4

fboad4-1

ポジション5

fboad5-1

この形を覚えてしまうのも重要になって来ますので、一気に全ポジション覚えようとせず1つずつ潰して行く感じで覚えましょう。

※ただしポジション0は5と実質的に同じ(1オクターブ上のポジション)なので覚えなくてもokです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました